【コメント】
軽やかなキャラメル感、蜜芋感と、青りんごのような爽やかなフルーティさがありバランスの取れた味わい
【INFORMATION】
生産国:メキシコ
地域:チアパス州タパチュラ
標高:1,350m~1,600m
品種:マルセルサ、スタルマヤなど
生産処理:フリーウォッシュト

チアパス州タバチュラに位置するチャンジュル農園は、レインフォレストアライアンスとCAFE Practicesの認証を受けており、常勤の従業員は80名、収穫期には150名が働いています。
世界のコーヒー消費量は年々増加を続ける一方で、気候変動の影響による減産リスクが高まり、将来的には原料の安定確保が難しくなると懸念されています。こうした状況を見据え、農園主エドワルドは2009年、高収量かつ病害に強いハイブリッド品種の導入を開始しました。
現在では、農園で栽培されている品種はすべてハイブリッド系で統一されており、世界各国の生産地から得られる情報をもとに、品種ごとの適応性や品質に関する検証・研究も継続的に行っています。このように、品種にフォーカスした戦略的な取り組みが、気候変動に対応する持続可能な農業の基盤となっています。
また、エドワルドは環境保全と農園で働く従業員の福祉にも力をいれており、農園運営において強い責任感を持って取り組んでいます。環境面では、シェードグロウンを採用し、多様な樹木や植物を農園内に共存させるアグロフォレストリー手法を導入。さらに、農園全体の10%以上にあたる42ヘクタールの森林を自然保護区として維持し、野生動物や野鳥の生息地として保全しています。
社会面では、労働者とその家族の暮らしを支えるため、子どもたちへの無償教育の提供や、食堂・休憩所といったインフラ整備への積極的な投資を続けています。これらの取り組みは、単に労働環境の改善にとどまらず、地域社会の持続的な発展にも寄与しています。
●チアパスについて
チアパス州はメキシコに31州あるうちの、南東部に位置し、東をグアテマラの国境と隣接、北部にベラクルス、オアハカ、タバスコ州、西を太平洋に囲まれています。古代マヤの5つの州の1つでもあり、貴重な文化や考古学の歴史もあります。
少なくとも400,000以上の農家があり、その90%は12エーカー以下にコーヒーを植える小規模農家であり、そのうちの約30%は女性によって運営されています。
チアパスは水資源に非常に恵まれた立地にあります。メキシコの新鮮な水資源の30%がこのチアパスから供給されていると言われています。その水資源の大部分を支えるメキシコで最も標高が高いオリサバ山(5636m)に湛えられた氷河の綺麗な水のみを使用した、世界有数のデカフェイン処理工場もあり、メキシコのコーヒー産業を支えています。





