【コメント】
ナッツやキャラメル・メープルシロップ、微かにオレンジの様な柑橘系の香り。フレッシュでハーブ系のフレーバーを伴い、ボディがあるが非常にクリーンなコーヒーです。
【INFORMATION】
生産国:東ティモール
地域:アイナロ県マウベシ郡
標高:1,300m~1,700m
品種:ハイブリッドチモール 他
生産処理:ウォッシュド
[シェードツリー栽培で自然環境に配慮]
コーヒーの木はとてもデリケートで木の根元に日光が当たらないようシェードツリー(日陰樹)と一緒に植えています。この方法は多様な樹木が生い茂り木々の落ち葉が肥料となって森が保たれるので豊かな自然環境の中で栽培することができます。
また、ティモールのコーヒー生産者組合「コカマウ」はコーヒーの実の果肉部分を集め堆肥に利用しています。収穫はひと粒ひと粒、完熟チェリーだけを大切に収穫。直射日光を嫌うコーヒーの木を守るシェードツリーの下で毎年5月頃にコーヒーの実が赤く色づき始め、6月頃になるとコーヒー農民たちは赤く完熟したコーヒーの実だけをひと粒ずつ手で丁寧に収穫していきます。
収穫に機械を使いません。山から引いた新鮮な水を使ったフルウォッシュド精製。果肉と種を分離させたら発酵。24時間じっくりと熟成させます。その後、水洗いでしっかりとぬめりを取り果肉をきれいに取り除き、さんさんと降り注ぐ陽の下で天日干し。カフェ・ティモールは、ロロサエ(※東ティモールの人々は自国を日が昇る場所「ロロサエ」と呼びます)で太陽の光をふんだんに浴び、約2週間天日干しをしてできあがります。ひと粒ひと粒ハンドピック。収穫時や収穫後、天日干しの時にも選別していますが最後、袋に入れる前にも改めて虫食い豆などの欠陥豆を丁寧に手で選別しています。こうした丁寧な作業を経ることで良質の豆を日本へ届けることができます。
品種がハイブリットチモールだろう?と言われているがアフターテーストに至るまで非常にクリーンカップで苦味が口に残ることはない。また精製・精選もよい。