【コメント】
カシス・ベリー・柑橘系などのフルーティな香り、質感の良さ、まろやかな口当たり、しっかりとした酸味のコーヒーです。
【INFORMATION】
生産国:タンザニア
地域:西部キゴマ地区
標高:約1,700m
品種:N39
生産処理:ウォッシュド、アフリカンベッドでサンドライ
タンザニアのコーヒー生産地域としては、キリマンジャロ山とメルー山の麓に広がる日本では人気の高い北部地区、マラウィとの国境付近にある同国最大生産地域の南部地区などが代表的ですが、ブルンジ国境に近い西部地区でもコーヒーは生産されています。
数十年前よりコーヒーの生産がされていましたが、コーヒーの価格低迷期に農家がコーヒー農地を放棄したり転作したり、コーヒー生産にとっては暗い時期がありました。
しかし、そのポテンシャルに目を付けたアメリカのNGOやTCB(タンザニアコーヒーボード)の協力のもと、2000年頃から地元農家と共に再開発がなされ、CPU(Central Pulpery Unit)と呼ばれる共同のウェットミルが増えてきました。
収穫後の精選工程がこのCPUで行われる事によって、品質を高く評価されるコーヒーが生産されてきております。
同地のコーヒー関連業者一同の努力によって生まれ変わった良質なコーヒーです。
タンザニアの西部地区らしいエレガントで上品なフレーバーをお楽しみ下さい。