■コメント
ココアや柑橘系の香り、アプリコットやプラムを思わせる酸、後味は軽めでクリーン。
RA認証取得の環境に配慮されたコーヒーです。
■INFORMATION
生産国 : グァテマラ
エリア : アティトゥラン地区
標高 : 1,300~1,600m
品種 : カツーラ、カトゥアイ、パチェ
生産処理 : ウォッシュド
■産地情報
アティトゥラン火山とトリマン火山にはさまれ、アティトゥラン湖周辺に位置する森の中に囲まれた農園。
霧の発生が多く、現地の言葉で「霧を生む」という意味のパチュージと名づけられました。
湖近くで標高が高いため、昼夜の寒暖差が非常に激しいです。この厳しい環境下で栽培されたコーヒー豆は、実がギュッと引き締まり、まるで柑橘のような甘み、酸味を生み出しています。
この度、Rainforest Alliance認証のClimate Change認証を取得。もともと同農園は環境保全に積極的に取り組んでいたため、今回の認定は、順当かと思われます。
Climate Change認証取得には、①気候変動に影響を与えない、②気候変動に備えるという、二つの要求事項が追加されます。
Climate Change認証を取得しても、通常のRainforest Alliance認証とのマークの違いはありませんが、名実ともに非常に環境に配慮した農園と言えます。
同農園は常に向上心を持っており、訪問する度に品質向上のための工夫が垣間見れます。>
収穫の際に糖度計を導入し、見た目だけではなく、数値でもベストなタイミングを測っています。
2014/15クロップの平均糖度は20~22度。最高値は25度をマークしたとのことです(モノ、種類によって異なりますが、イチゴと同等もしくはそれ以上かと思います)
たまたま提出したAtitlanエリアのコンテストにて、800サンプル中なんと9位の成績を取得したとのことです。これは品評会用に栽培したLOTではなく、普段輸出している通常品とのこと。環境に配慮した農園というだけではなく、品質も最上級の一品となっております。